30~40代の多くの方が頭を抱えるであろう、たるみ毛穴。
について美肌のプロ、化粧品メーカーのP.S.INTERNATIONAL (ピー・エス・インターナショナル)目黒さんにお伺いしました。
たるみ毛穴の原因から予防法、また今日からできる毛穴アプローチまでをくわしく説明していきます。
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アンチポリューションコスメAPOCOS目黒麻里 |
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大学卒業後化粧品メーカーに6年間勤務。美容部員としてエステやメイクを行うだけでなく美容学生や美容師に向けて行う毛髪や皮膚知識のフレッシュマン研修にも携わる。現在はP.S.InternationalにてアンチポリューションコスメAPOCOSのブランドマネージャー、美容インストラクターを務める。 |
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lentement編集部 智子(ともこさん/42歳/敏感肌) |
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lentementの原稿執筆と校正を担当。アトピー体質で、化粧品がしみたり肌が赤くなることがあるので、特にスキンケア選びには時間をかける。成分チェックは必須で、かなり詳しい。ドクターズコスメやオーガニック系かつシンプルな商品を愛用中。ストレスや疲れがダイレクトに肌に出るため、規則正しい生活を心がけている。「敏感肌の方が安心して使えるアイテムを探し当てます。」 |
目次
鼻周りなど、皮脂分泌が盛んな場所に多く見られ、小鼻などを触ってざらついている場合はこれに当たることが多いです。
またお風呂上がりに毛穴から見える白いものが角栓で、これは新陳代謝で剥がれた皮膚や過剰に分泌された皮脂が溜まり、毛穴の中に固まってしまうことで起こります。
詰まり毛穴の角栓の先端が酸化して黒ずむ、または開いた毛穴が影になっている場合や、上手く生えなかった顔の産毛が詰まってしまうことで発生します。
鼻やおでこ、顎まわりなどのTゾーンに多く、黒い毛穴がたくさんできてしまっている状態です。いちご鼻などとも表現されます。
まずは、たるみ毛穴ができる流れから説明します。
肌の乾燥や皮脂分泌の増加などから毛穴が開く
↓
加齢により真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少する
↓
肌の土台のハリが失われることにより、表皮もたれ、毛穴がたるむ
上記のような流れで、丸く開いた毛穴が涙の形に変化します。これがたるみ毛穴の原因です。
原因は様々ですが、まずは糖質と脂質の過剰摂取が挙げられます。
一度に多くの糖質や脂質を摂取した場合、それらの分解のため体内では優先的にビタミンB群が使用されます。
すると肌に回すビタミンB群が不足し、皮脂分泌のコントロールが不安定になることで、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
-以下目黒さん-
未成熟な角質細胞は、成熟した細胞とは異なり、剥がれ落ちる力も弱いため、そのまま毛穴に落ちてしまいます。毛穴に入り込んだ角質細胞が毛穴を押し広げることで、毛穴が開いてしまいます。
まず、 皮脂の分泌が多い方にオススメなのは、ビタミンB群の摂取です。ビタミンBには皮脂分泌量をコントロールする作用があるんです。皮膚科でも、皮脂過剰の治療薬としてビタミンBのサプリが処方されたりしますからね。
サプリメント以外でも、ビタミンB群はレバーや未精製の穀物等に多く含まれていますので、意識して日頃の食事に取り入れていきましょう。
また、糖質や脂質の取りすぎには注意が必要です。
基本の3食はしっかりとりつつ、甘いスイーツは控えましょう。
正しいターンオーバーサイクルを維持するには、毎日のスキンケアを大事にしましょう。
全体のポイントとしては、保湿に力を入れることです。
肌には本来保湿成分が備わっていますが、ターンオーバーが乱れ未成熟な細胞が増えると、その成分も不足してしまいます。
しっかりと保湿をしてあげることで、それらを補うことができ、正常なサイクルへと近づけることができます。
肌を触りすぎたり、強くマッサージをしすぎると、逆にたるみを引き起こす原因となります。
このようにたるみ毛穴を予防するためには、食事とスキンケアの2つを意識しましょう。
選ぶ際に着目したいのはその成分です。 抜群の保水性で肌をふっくらさせる効能のあるヒアルロン酸、そして近年新しい成分として注目されている、ヒト幹細胞培養液の配合された美容液がおすすめです。
またコラーゲンやエラスチンの生成を司る線維芽細胞を作る「真皮幹細胞」という細胞があり、それが活発になると肌が若返り、ハリを取り戻すことができるため、結果的にたるんでしまった毛穴の改善がはかれます。
①皮脂の過剰分泌によって毛穴が開くことを防ぐ
▶糖分、脂質を取りすぎない
▶ビタミンB群を積極的に摂取し皮脂コントロール
②肌のターンオーバーを正常に保つ
▶保湿に力を入れて毎日のスキンケアをコツコツ行う
▶適度なフェイシャルエステで新陳代謝をサポート
有効な成分が配合された美容液の使用
▶ヒアルロン酸、ヒト幹細胞培養液がオススメ
20代前半には、顔の皮脂分泌量がピークに達します。つまりは、先述の通り毛穴が開いてしまうリスクが高まるということです。
1度開き切ってしまった毛穴を完全に閉じるのは難しくなってしまうため、毛穴が開かないよう皮脂分泌量のコントロールをしっかり行いましょう。
糖質と脂質の摂取量のコントロールやビタミンBの摂取に加え、洗顔にも気をつけましょう。
しっかり泡だてたふわふわの洗顔料を使って、肌をこすらずに泡を滑らせるように洗った後、これでもか!としつこく、38度ほどのぬるま湯で流しましょう。
>>>こちらもチェック!:意外と知らない!?クレンジングと洗顔の違い徹底解説
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30代になると、お肌は安定期に入ります。油分と水分のバランスが整い、表面上は綺麗に見えることが多いでしょう。しかし一方で、徐々に肌の衰えも感じ始める時期です。
皮脂分泌量の減少とともに、毛穴は開きにくくなってきますが、ハリや弾力が少しずつ失われ、たるみ毛穴に近づいてしまいます。
そうなる前に、肌の保湿を入念に行うことが大切です。
肌が水分を抱え込む保水能力も低下し始めるので、使用している基礎化粧品がさっぱりめである場合、しっとりしたものに切り替えるタイミングであると言えます。
40代になると、肌のターンオーバーは45日周期となり、古い角質はなかなか肌から剥がれなくなります。また、水分保持力をはじめとする肌内部の機能低下が顕著に表れてくる頃です。
女性ホルモンの減少も肌を衰えさせる一因となり得ます。
ターンオーバーを促してあげるためには、フルーツ酵素などが含まれた穏やかなピーリングがオススメです。また、美容クリニックでも、肌質に合ったピーリングを受けることができます。
保湿については、さらに強化しましょう。
化粧水は1度で付け切るのではなく、少量を繰り返し塗布しましょう。化粧水をつけ終わった後に肌を触って、ひんやりとしていれば十分保湿された証です!
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たるみ毛穴の予防、改善のためにはスキンケアと体の内側からのケア、その両方に並行して取り組んでいくことが重要だということが今回のお話から理解していただけたでしょうか?
毛穴トラブルがあるとファンデーションのノリも悪くなり、毎日のメイクアップタイムが憂鬱なものとなってしまいますよね。
そうならないためにも、毎日できることから少しずつ取り組んで、たるみ毛穴を改善しましょう!