「顔痩せしたいけど、食事制限はしたくない!」そう思っている人も多いはず。しかし、食生活を少し変えるだけで小顔に近づくことができるのです。
ここでは、痩せるために摂取すると効果的な食材やレシピ、反対に気を付けなければならない食べ物や食生活についてご紹介します。
今回はPAUL SCERRI(ポールシェリー)の福岡様にインタビューさせていただいた情報も参考に、ご紹介していきます。
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PAUL SCERRI(ポールシェリー) 福岡みさと |
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エステの専門ではないですが、専門学校卒業してからエステの道に進み、12年間エステティシャンとしての経験を積む。その後、サービス接遇準1級や上級認定エステティックの資格を取得。現在はP.S.InternationalのPAUL SCERRI美容教育部で、エステティシャンへの教育や一般の方向けのセミナーを開くなど、美のインストラクターとして活躍中。「メレンゲの気持ち」に出演し、フェイシャルエステのテクニックを披露した経歴を持つ。 |
目次
初めに、顔が太って見える主な原因を3つご説明します。顔痩せに向けて、まずは食生活を振り返ってみましょう。
塩分や糖分を取りすぎてしまうと、むくみにつながり、顔が太って見えてしまいます。
また糖分の摂りすぎも、体内の水分を吸収してしまうため、血流の滞りにつながります。
普段からお酒をよく飲む習慣がある人は特に注意しましょう。
塩分や糖分の摂取量を調節することでむくみを改善し、小顔に近づけます。
たんぱく質の不足によって、顔の表情筋が衰え、たるみにつながります。
筋肉の素となるたんぱく質を取ることで、表情筋の衰えを防ぎ、さらにはリフトアップにもつながります。
表情筋は体の筋肉と同じく、筋トレによって鍛えることができますが、食生活を改善することでも効果はあるのです!
太って見えるのには、もちろん「脂質」も関係があります。
脂っこい食事を多く取っている人は脂質がたまりやすく、脂肪につながります。
脂質の摂取量を調整することで、痩せやすい体を作ることができるのです。
また、過度な食事制限によって痩せようとすると、リバウンドを起こしたり、タンパク質不足により顔がたるみ、顔痩せには逆効果になってしまうことも。
顔痩せには、過度な食事制限は避け、しっかりと栄養を摂りましょう。
痩せるのに効果的だと思って摂っていた食べ物も、実は逆効果なことがあります。
「野菜ジュース」はその一例です。
野菜を摂っているように見えて実は糖分を摂っている場合も多々あります。
原材料を見て、糖分の量をチェックする習慣を身につけるといいでしょう。
また「フルーツグラノーラ」にも注意が必要です。
フルーツグラノーラの1食分のカロリーは約220kcalに対し、白米1食あたりのカロリーは252kcalです。
この数値からもわかる通り、フルーツグラノーラを1回食べると、白米一杯分のカロリーを摂取しているのです。
また、フルーツグラノーラに含まれるドライフルーツは、砂糖でコーティングしてあることから、糖分も一緒に摂取していることになります。
ダイエット中の間食として代表的なフルーツグラノーラも、食べすぎには注意が必要です。
痩せやすい体を作るためには、どのような食材を取るのが良いのでしょうか。
痩せるためにとると良い食材や栄養素を、顔太りの原因別に詳しくご紹介します!
塩分や糖分の過剰摂取が原因で起こる「むくみ」には、「カリウムを多く含む食材」がおすすめです!
カリウムの多い食べ物は、キウイ、バナナ、小松菜、ひじき、舞茸、アボカド、大豆などが有名です。
具体的なレシピとして代表的なのはスムージーです。
バナナ、小松菜、キウイを使ったスムージーは、スーパーなどでも多く売られています。
また、キウイには多くのビタミンCも含まれているため、美肌にも効果的です。
積極的に食事に取り入れてみましょう!
表情筋の衰えから起こる「たるみ」には、顔痩せの筋トレだけでなく、「タンパク質を多く含む食材」が効果的です!
動物性のたんぱく質が多く含まれる食材は、鳥の胸肉、ささみ、豚のヒレなど脂肪分が少ない赤身のお肉が挙げられます。
太りやすいととらえられがちな肉類でも、実は部位によっては痩せるために効果的なものもあるのです!
また、これらのたんぱく質を多く含む食材は、体内の様々な細胞を作るため、肌問題の改善にも役立ちます。
「脂肪」が原因の人におすすめなのは「野菜」です。
野菜を多くとるように意識すると野菜不足を解消でき、脂肪につながる成分を体に蓄えにくくなります。
しかし、野菜を取る際には注意点もあります。
ドレッシングなどの油分には気を付けましょう。
また、野菜の中でも特にビタミンCの多いパプリカやピーマン、また食物繊維の多いカボチャやゴボウを摂取することで、若々しい美肌にもつながります。
顔痩せのために体の循環を促すためには「水」を多く摂取するのも効果的です。
体の循環を促進することで、不要物を外に排出することができ、むくみ改善につながります。むくみには、顔痩せのマッサージなども効果的ですが、まずは水分補給から始めましょう。
消化の働きが鈍くなってしまう冷水を避け、白湯、もしくは常温の水を摂取しましょう!
1日の摂取量は1~1.5Lを目安にするといいでしょう。
また食事中は、お味噌汁以外の水分の摂取を控えるようにすると、より効果的です。
正しい摂取量とおすすめの摂取時間を意識して水分を摂取することで、より小顔効果アップにつながります!
次に、食事の際の注意点についてご紹介します。
食事の中身とともに食生活の方向性も変えてみませんか?
少し工夫を加えるだけで、より顔痩せしやすい体を作り、顔痩せ効果を加速させることができます。
体内から体を温めることで、内臓の働きを活発にし、血流の巡りを良くすることができます。
そのため、体内の不要な老廃物を効率よく排出することができ、余分な塩分や糖分を除去することができます。
具体的には、朝お味噌汁を飲むのがおすすめです。
毎食後に体が温まった状態になっているか、意識してみましょう!
「外食は体に良くない」と言われる原因は「塩分量」あります。
外食やコンビニ食は濃い味付けがされているため、知らず知らずに多くの塩分を摂取してしまいます。
外食をする際は、1日の塩分・糖分のバランスを確認しつつ、調整することが大切です!
小顔になれる食べ物や食生活についていくつかご紹介してきました。太って見える原因であるむくみや脂肪を改善するために、塩分量や糖分量を気にして食生活に少し工夫を加えてみましょう。
食事の際にカリウムや水分を多くとり、体を温めることを意識することが顔痩せには大切です。顔痩せの方法の1つとして、顔痩せにつながる食生活を今日の食事から取り入れてみましょう!