みなさんは、カウブランドの「メイク落としミルク」という製品をご存じでしょうか?あの牛乳石鹸でお馴染みの会社から発売されている無添加のメイク落としです。
今回は、そんな「メイク落としミルク」についてカウブランドを扱う牛乳石鹸共進社株式会社の山本さんに詳しくお話を伺っていきます!
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lentement編集部 景子(けいちゃん/28歳/普通肌) |
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lentementの商品や口コミ集め・商品撮影担当。季節や生理周期などによって油っぽくなったりかさついたり肌質が変化する。そのため同じアイテムを使っても、しっくりくる日とこない日がある。最近はTゾーンの毛穴が気になってきた。スキンケアやコスメは、一度ネット上でランキングや評価を確認してから買うタイプ。「いつまでも綺麗でいられるようなアイテムや美容法を取り上げていきます!」 |
―以下、山本さん―
メイク落としミルクを発売した当時は、オイルクレンジングが全盛期の時代でした。
しかし、オイルクレンジングは肌への刺激が強いと言われており、肌への優しさが欲しいというお声がありました。
また、無添加商品をお求めになるお客様は、ナチュラルメイクの方が多く、オイルクレンジングではお肌に強すぎるため、お客様のために肌に優しいクレンジングを作ろうということでこの商品の開発に至りました。
メイク落としミルクには、厳選された素材を使い、安定性などを研究所でチェックしているため、無添加商品にありがちな「香料を使わないゆえの嫌な香り」がない商品になっています。
―以下、山本さん―
ミルクタイプなのにメイク落ちが良い商品が当時はなかったので、肌にやさしいイメージでメイク落ちも良いジェルタイプのクレンジングを参考に処方開発しました。
技術面では難しいテーマだったのですが、弊社は洗浄剤に特化して長年研究をしていますので、蓄積された技術のおかげで商品化にたどりつけた形です。
―以下、山本さん―
もちろん、使っていない原料が肌に悪いというわけではありません。
ただ、気にされるお客様もいらっしゃるので、安心してお使いいただけるように、なるべく不安要素を排除していった形です。
―以下、山本さん―
また、価格が高い原料を使えば良いものができるというわけではないので、研究所が処方技術で試行錯誤して今の価格設定に落ち着いております。
特に、無添加について最もこだわっているのが「無添加の商品ってなんだか使用感が悪そう」という漠然とした世間のイメージの中です。
「無添加だけど使用感も良い」というものを作るためには、かなりの技術的な工夫が必要でした。
乳液のようなとろとろとしたテクスチャーでメイク馴染みが良く、肌への摩擦は一切感じません。乳化の工程も、肌全体がしっかりと白っぽくなるので、終えるタイミングが分かりやすいです。
「本当にこれで化粧が落ちるの?」と不安になるくらいの優しい使い心地ですが、ファンデーションはもちろんアイシャドウ(アイラインはなし)までしっかり落ちたのには驚きました。
洗いあがりも、乳液を終えた後のようなしっとり感で、急いで化粧水をつける必要はありません。使用3日目ですが、肌全体のざらつきが軽減してきたように感じます。
混合肌はもちろん、乾燥肌や敏感肌、普通肌の方にもおすすめできるクレンジングミルクだと思います!
―以下、山本さん―
また、気をつけていただきたいのは、ナチュラルメイクはメイク落としミルクがおすすめですが、しっかりとしたメイクの時はシリーズ内にあるオイルタイプのクレンジングの方がおすすめです。
どちらも、肌に摩擦をかけないように優しく洗ってください。
また、「W洗顔」と「まつエクに使えますか?」というご質問は多くいただきます。
W洗顔については、していただかなくても大丈夫な処方にはなっています。ただ、肌の残りやぬるつきが気になる場合は洗顔していただいても大丈夫です。
まつエクについては難しいところですが、一般的なシアノアクリレート系の接着剤に関してはテストを行い、大丈夫だと確認しています。
しかし、まつエクに使用される接着剤は多岐にわたり、すべてのまつエクに使えるとは言い切れません。また、施術後の経過時間等にも左右されるため、施術者にご確認いただくことをお勧めします。
クレンジング中の摩擦等でとれる場合もありますのでご注意ください。
メイク落としミルクが気になった方はこちら!