「20代・30代のときと同じようにスキンケアをしていても、40歳を超えてから肌悩みが増えてきた…」
加齢とともに変化する肌にお悩みの方は数多くいるでしょう。
この記事では、40代のお肌におすすめのクレンジングやその選び方・使い方まで詳しく紹介していきます。
今回も化粧品メーカーのP.S.INTERNATIONAL(ピー・エス・インターナショナル)で、複数のブランドマネージャーを兼務し、そのブランドの魅力を発信し続ける永石さんにお話を伺いました。
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ELLA BACHE(エラバシェ), ANNEMARIE BORLIND(アンネマリー・ボーリンド) 永石郁絵 |
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美容業界20年目。エステティシャン、アロマ、脱毛、ネイル等、複数の美容資格を持ち、1万人以上の顧客実績がある。世界中のプロフェッショナルブランドを30社以上経験し、近年は依頼を受けてブライダルエステ、ホテルスパ、エステサロン等のコンサルティング、リブランディング業務を数社担当している。現在はエラバシェ、ジェナティック、アンネマリー・ボーリンド等、複数のブランドマネージャーをしながら、それぞれのブランドの優れた特徴を発信できるように邁進中。 |
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lentement編集部 智子(ともこさん/42歳/敏感肌) |
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lentementの原稿執筆と校正を担当。アトピー体質で、化粧品がしみたり肌が赤くなることがあるので、特にスキンケア選びには時間をかける。成分チェックは必須で、かなり詳しい。ドクターズコスメやオーガニック系かつシンプルな商品を愛用中。ストレスや疲れがダイレクトに肌に出るため、規則正しい生活を心がけている。「敏感肌の方が安心して使えるアイテムを探し当てます。」 |
目次
早速、40代の肌に合わせたクレンジングの選び方を1つずつご紹介していきましょう。
一番簡単なのは、テクスチャの種類で選ぶことだと思います。
保湿力が低下した肌にオイルなどの洗浄力の高いクレンジングを使ってしまうと、必要な皮脂まで取り除かれてしまいます。
そのため保湿成分が含まれるクレンジングバームやクリームがおすすめです。
界面活性剤自体は水と油をなじみやすくするものなので、一切入っていないとメイク汚れがしっかり落とせない可能性もあります。汚れが落ちていない状態だと肌は酸化してしまうので、注意が必要ですね。
そのため、私は界面活性剤が適量含まれているものを選ぶことをおすすめしています。
メイクの濃さによってころころクレンジングを変えてしまうと、それだけ複数の成分を肌に与えることになり肌負担は避けられません。肌トラブルにつながる可能性もありますので、注意が必要です。
肌診断を受けると、水分保持力や皮脂分泌力、ハリ・弾力、透明感など、複合的な視点で自分の肌の状態が分かります。今は薬局などでも気軽に受けることができるので、時間をみつけて受けてみてはいかがでしょうか。
もう一つ摩擦が起きる原因は、クレンジング剤の不足です。適量を手に取り、肌→クレンジング剤→手というように、手が肌に触れないようにすることがポイントです。
またメイクとクレンジングを馴染ませる際は、円を描くようにしてください。上下に動かしてクレンジングをするとどうしても摩擦が発生しやすくなってしまうので。
例えば乾いた手で使うと書いてあるのに濡れたまま使ってしまうといったことです。
この場合、手の水とクレンジングが反応して乳化が始まってしまいメイクがしっかり落とせないこともあります。
使う前には説明をじっくり読む。これを心がけてくださいね。
>>>こちらもチェック!:【クレンジングの使い方完全版】1割しか知らない正しい使い方&洗顔との違いも
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順を追って説明していきますね。
メーカーが出すシリーズは、それぞれのアイテムが成分を補完し合えるようバランスを見て作られています。
クレンジングはA社・化粧水はB社など別々のシリーズのものを使うと、必要な成分が摂れなかったり、逆に過剰に摂取してしまったりすることがあります。そのため、極力揃えることをおすすめしています。
ここまで40代におすすめのクレンジングを見てきました。
ポイントは、
などが挙げられました。
地道な努力が将来の美肌を手に入れる鍵となります。これまでのクレンジング方法や肌ケアを一度見直して、コツコツ積み上げていきましょう。